貴船神社訪問記
貴船神社は、本宮、結社、奥宮の三つの社から成る神社で、水の神「高龗神」とえんむすびの神「磐長姫命」を祀っている神社である。そして、実は丑の刻参りの発祥の地だったりする。
この日は、38度を超える猛暑日だったが、市街地から離れ、貴船神社に近づいてくると急に気温が5度以上下がってひんやりしてきた。気持ちのいい気温で自然豊かな景色を見ながらドライブも楽しめた。
本来の順番と逆かもしれないが奥宮付近に原付をとめて、奥宮→結社→本宮の順番に参拝した。
奥宮は静かで、なんだか神聖な雰囲気が漂っていた。神社の傍らには由緒や伝説などが書かれている。
もともと奥宮は、貴船神社創建時の本宮のあった場所らしい。
そしてその、創建というのが面白くて、5世紀頃に神武天皇の皇母である、玉依姫命が「黄船」に乗って大阪湾→淀川→鴨川→...と遡って最終的に水源の地である貴船にたどり着き、そこに水の神を祀って社を建てたのだという。
いったいどんな船だったのだろう?
正直、現在結びたい縁もないのと、一人で来ている男がカップルに混ざって長居するのも恥ずかしかったので結社はそんなにじっくり見ることはできなかった
どうやら和泉式部が復縁祈願して成就したこともあり、えんむすびの神社として名声が高まったらしい。
本宮は、上の写真のような階段の景色が有名で観光客にも人気な場所らしい。
もともと奥宮にあった本宮が水害にあったため、場所を移したようで、祭神は水神「高龗神」
ちょうど、本宮で七夕祭がやっており、笹の木に多くの短冊がくくられていた。
次は近くの鞍馬寺にも行ってみたい。